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カルシウムの役割
カルシウムは骨や歯といった組織の直接の成分になります。
骨や歯を形成するにはカルシウムとビタミンDが必要です。
カルシウムを十分摂取していてもビタミンDが不足しているとカルシウムは十分吸収されません。
カルシウムが不足するとでる問題
くる病(頭蓋骨が薄くなる)
骨粗しょう症
血液の流れに悪影響
動脈硬化や高血圧
歯周病
カルシウムは毎日必要量摂取することが必要です。
大量の摂取は尿管結石・腎臓結石や過剰症を起こすそうなので注意が必要です。
カルシウムを摂取するための食材
小魚類・牛乳等乳製品
亜鉛の役割
亜鉛はミネラルの中では少しマイナーですが
亜鉛不足で味覚障害や皮膚障害になったり
抑うつ状態になったりもあるということなので取り上げました。
亜鉛の十分な摂取で精神状態の安定や免疫力の向上があります。
亜鉛が不足するとでる問題
抑うつ状態
生殖機能の障害
知覚過敏
抜け毛
胃腸への障害
亜鉛は毎日必要量摂取することが必要です。
摂取できる食材が限られているため不足しがちなのでサプリメントなどで補う必要もありそうです。
大量の摂取は逆に免疫機能の障害
めまいや吐き気、銅欠乏症や鉄芽球性貧血
といった疾患も起こる可能性があるそうなので注意が必要です。
亜鉛を摂取するための食材
貝類(牡蠣)・牛乳・玄米
カリウムの役割
カリウムは血液等体内の体液の浸透圧を調整する役割をしています。
体液の酸性とアルカリ性のバランスをとる役目もあります。
また、更年期障害への対策や高血圧の予防など
高齢になればなるほど必要な栄養素になります。
カリウムが不足するとでる問題
不安感・無力感
食欲がなくなる
不整脈
筋力の低下
神経機能の障害
カリウムは必要量摂取することで多くのメリットがあります。
血管の保護や心筋梗塞の予防
高血圧の予防に効果がある
心臓機能の調整等
大量の摂取は吐き気・下痢・胃腸不良
めまいや不整脈を引き起こすそうなので注意が必要です。
カリウムを摂取するための食材
パセリ・納豆・芋系・シソ・ぬか漬・昆布
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